気や血は常に流れていることで正常な働きをすることができます。
気滞血瘀は、ストレスや運動不足などで気と血の流れが滞った状態です。
気滞血瘀では、次のような症状がよく見られます。
<気滞の症状>
- 肩こり
- お腹の膨満感
- 憂うつ
- イライラ
<血瘀の症状>
- 皮膚のかさかさ
- 青あざが治りにくい
- 細絡(細かい血管が蜘蛛の巣状に見える)
●治療には、気の流れをよくする薬(理気薬(りきやく))と血の流れを よくする薬(活血薬)を使います。
【理気薬に使われる生薬の代表例】
【活血薬に使われる生薬の代表例】
養生法
養生は、体質のかたよりをなくし健康で長生きするための秘訣です。
毎日続けることで効果は必ず現れてきます。
気滞血瘀体質の方の養生の基本は、「気と血を巡らせること」です。