◎緊急避妊のご相談・診察は、当日の予約枠がいっぱいでも可能です。
まずは、お電話でご予約下さい。
「避妊をしなかった」「コンドームが破れた」 このような場合に、望まない妊娠を避ける為に行うのが、緊急避妊法です。(あくまで緊急的な避妊方法です。)
妊娠は、①排卵 ②受精 ③受精卵の着床という3段階で成立します。
緊急避妊薬(モーニング・アフターピル)は、排卵と着床を抑制する薬なので、受精後でも効果があります。
性交渉の後、72時間以内の服用が必要です。
※ 中絶薬ではありませんので、すでに妊娠している方には使用できません。
※ 緊急避妊薬は性交渉後から服用までの時間が短いほど避妊効果が高いことがわかっています。希望する際は、できるだけ早く受診することをおすすめします。
■ レボノルゲストレル1.5mg錠
新しい緊急避妊薬(アフターピル)です。
2回の服用が必要な従来のタイプと比べ、副作用(吐き気)がほとんどなく、より効果の高いお薬です。
1回の服用で十分な避妊効果を得られます。吐き気や嘔吐などの副作用が従来のものよりも少ないため、翌日から仕事があるなど、忙しい方にもおすすめです。
【服用方法】
1回のみ(問診後)レボノルゲストレル錠1錠
※性交後72時間(3日)以内に服用します。
【妊娠阻止率】
排卵日(危険日)付近での性交での妊娠を防ぐ確率のことを妊娠阻止率と言います。レボノルゲストレル錠では85%です。
※妊娠阻止率は性交後24時間(95%)、48時間(85%)、72時間(58%)で、早く服用した方が高いことが分かっています。
【副作用】
従来法に比べて吐き気の頻度は低く(約3%)、嘔吐はほとんどありません。
【 費 用 】
内容 | 妊娠阻止率 | 性交後処置までの有効時間 | 料金(税込/服薬指導+薬代) |
レボノルゲストレル錠 | 85% | 72時間以内 | 16,000円 |
■ ヤッペ法(従来法)
【服用方法】
1回目(問診後)アフターピル 2錠 + 吐き気止め1錠
2回目(12時間後)アフターピル 2錠 + 吐き気止め1錠
※性交後72時間(3日)以内に1回目を服用します。
【妊娠阻止率】
排卵日(危険日)付近での性交での妊娠を防ぐ確率のことを妊娠阻止率と言います。ヤッペ法では57%です。
【副作用】
約50%の方は吐き気をもよおし、約10%の方は嘔吐します。
【 費 用 】
内容 | 妊娠阻止率 | 性交後処置までの有効時間 | 料金(税込/服薬指導+薬代) |
従来法 | 57% | 72時間以内 | 9,000円 |
- 緊急避妊薬(アフターピル)を服用した後の生理はどうなるの?
- 早い方で 3・4日後に、遅くても3週間以内に生理が来ます。3週間過ぎても生理がこなければ避妊に失敗したかもしれないので妊娠検査薬などで確認して下さい。
- 避妊に失敗したときの赤ちゃんへの影響は?
- 報告されている限りでは、妊娠の継続や胎児に悪影響はありません。