■ 風疹抗体無料検査について
風しんの抗体がない妊娠中(とくに初期)の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんに先天性風しん症候群(難聴・心疾患・白内障等の症状)が現れることがあります。これまで大阪市では、先天性風しん症候群を予防するための対策として、妊娠を希望する女性及びその配偶者、妊婦の配偶者を対象に、感染症法に基づき風しん抗体検査を市内保健福祉センターで実施してきました。
一方、国は風しんに関する追加的対策として、これまで風しんの予防接種を公費で受ける機会の全くなかった世代である、1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日生まれの男性に対して、風しん抗体検査を受けていただき、検査の結果、抗体価が低い場合に定期予防接種の対象とすることとしました。
これを受けて大阪市では、風しん抗体検査の受検機会を拡充するため、2019(平成31)年4月より風しん抗体検査を取扱医療機関にて実施します。またそれに伴い、市内保健福祉センターでの検査は2019(平成31)年3月末をもって終了します。
■概要
◎ 対象者
希望する検査日において大阪市民(住民登録のある方)で、次のいずれかに該当する方とします。
- 1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日生まれた男性
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者
- 妊婦の配偶者
◎ 費用
無料で受検できます。
◎ 持ち物
大阪市民であることが分かる公的書類(運転免許証や保険証等、住所・生年月日の記載が必須)をご持参ください。
●「抗体検査・予防接種クーポン券」について「1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日生まれた男性」については、大阪市より「抗体検査・予防接種クーポン券」を2019(平成31)年度より順次発行しますので、その後はクーポン券を持参していただく必要があります。
2019(平成31)年4月時点ではクーポン券がなくても受検可能です。クーポン券の発行時期等の詳細については、大阪市ホームページをご確認ください。
【抗体無料検査の詳細はこちら】
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000259312.html