慣れ親しんだ玉造に婦人科・漢方内科クリニックを開院して早くも7年半が経ちました。
この期間、多くの方々の診療に携わらせていただいて、本当に自分自身もたくさん学ばせていただきました。例えばPMS(月経前症候群)で悩む女性でも、にきびの症状が強くて困っている学生の方、感情の起伏がはげしく仕事のパフォーマンスが上がらない社会人の方、むくみやお腹の張りがひどくイライラも募るママさんなどなど、本当にその背景は多彩でひとりひとり違います。更年期の相談に来られる方はご自身の心身の変化のみならず家族(子育て、介護など)や仕事面でもキーパーソンでよりよくこの時期を乗り越えたいと思っていらっしゃる方もとても多いです。
また、月経痛、片頭痛、腹痛、腰痛など<痛み>で困っていらっしゃる女性も本当に多く、その痛みは季節や体調、環境によっても変わるのですがやはりご本人にしか分からないつらさがあります。そのような体の不調や痛みを抱えた方が、治療によって少しでも楽になって元気になられるのを見るとき、とても嬉しいなと感じます。患者さま(また一緒に連れてこられるお子さん^^)の笑顔を見ると、励まされ、まだ足りないけれどもっと勉強していい医療ができたらいいなという気持ちになります。
また子宮頸がん検診率、さらには子宮頸がんワクチン接種率の向上(残念ながらどちらも他諸国と比べ日本はまだまだ低いです)は、多くの女性の健康に確実に寄与するものですので、対象の年齢の方にはぜひお勧めしたいです。これからも来院してくださる患者さまひとりひとりの日常が少しでも過ごしやすく楽になるように、それによって地域医療、女性医療に一助になれればという思いで、診療していきたいと思います。
2019年10月 院長 金 雅子
医師・スタッフ全員が女性です。安心してくつろげる、そして元気な気持ちになれる空間と医療サービスを提供します。
月経痛やその他の体の悩みが少しでも和らぐように治療の選択肢について一緒に相談し考えていきます。
西洋薬のみならず、漢方薬との組み合わせによって、さらに早く効果的によくなることもありますので、できるだけ痛みが解決するようにサポートします。
院長は中医学を学び、診療にも携わってきました。
臨床経験を積む中で、幅広い範囲の疾患、とりわけ婦人科と皮膚科分野の疾患には漢方が非常に効果的だと実感しています。
漢方治療に興味のある方は、お気軽にご相談下さい。